いろいろな型はめパズルが存在していますが、みなさんはどんなパズルを使っていますか?
我が家ではおさがりで頂いたしまじろうの型はめパズルを使っています!
指先知育の代表ともいえるおもちゃで、低月齢の内ははめるところではなくつまんで取るところから始まりますよね!
うちの娘にも8か月ごろから大ハマりした型はめパズル!
1歳半になってもまだまだ現役のおもちゃです!
そんな素敵なおもちゃですが、このおもちゃのねらいを理解して遊ばせることで指先の感覚を養うことができます。
そもそも型はめパズルって何のためにやらせるのかな?
はめるだけのおもちゃなの?
babypark通室生のmifが上記のような疑問にお答えしていきますね!
- 型はめパズルのねらいは親指と人差し指を使う練習、形の認識を促すおもちゃ
- 単純で可愛くないパズルの方が子どもの能力を引き出せる!
- 指先の感覚が発達すると口にものを入れなくなる!
- ガシャーンとひっくり返されるときには100円のシールが有効
- シールを貼ると簡単に取れないので、さらに指先の力を強化する効果がある!
型はめパズルの遊びのねらいは?
どんなおもちゃにも「ねらい」が存在しています。
「ねらい」というのは「このおもちゃを使う意図」です。同じおもちゃでも遊び方によってねらいは変わってきます。
どんな効果を期待してこのおもちゃを使わせるのかというのがおもちゃ狙いです。
型はめパズルを使った遊びのねらいは基本的に2つあります。
「親指と人差し指をつかってものをつまむ」という指先の発達をねらう遊び方
「形を理解して型にはめる」という図形の理解をねらう遊び方
うちの娘にはしまじろうの型はめパズルを使わせていますが、実はこのパズルは形が様々なので低月齢向けではありません。
0~1歳でしたら、下記のような形がシンプルで単色の物の方がおすすめです!
(Amazon以外には同じものがなかったので楽天、yahooユーザーさんにはボーネルンドがおすすめです!)
全然可愛くないですけどね~笑
シンプルなものの方が形をしっかり理解ができますし、単色の方が色への理解も深まります!
最低でも丸、三角、四角が理解できないと、どんなパズルもはめることができません。
ちなみに三角や四角は角を合わせる必要があるので、しっかり型にはめられるようになるのは1歳半ごろからと言われています。
うちの娘は毎週、ベビーパークで上記と同じおもちゃで遊びまくっていたので、1歳3ヶ月の時には三角と四角もしっかりはめることができていました!
人差し指と親指をしっかり使えるようになると指先の感覚が発達して、口に物を入れてしまうことが少なくなります!
指先の感覚をしっかり教えてあげることは、今後の指先の発達を補助することなります!
絵をかいたり、ハサミを使ったり、字を書いたりすることにもつながるので、普段の遊びの中で指先を使った遊びをさせてあげることがとても重要です!
- 「親指と人差し指をつかってものをつまむ」という指先の発達をねらう遊び方
- 「形を理解して型にはめる」という図形の理解をねらう遊び方
- 「あか、あお、きいろ」など色と色の名前への理解をねらう遊び
型はめパズルあるある「ガッシャーン」対策
最初は一つずつつまんで取って、遊んでくれていたのですが、ある日を境にこうなることが多くなりました。
ガシャーン!!!!
たぶん、ママのところに持って行こうと思って、(上下逆にして)運んだらこうなってしまっただと推測します。
しかし、この経験を何度も重ねるうちに「あれ?一つ一つつままなくてもこれでとれるじゃん」とこどもは気が付くのです。笑
それからは、つまんでほしいのにガシャーンの繰り返し。
ガシャーンとするのが楽しすぎてパズルを型にはめることへの興味がなくなり、一つ一つつまんで遊んでくれません。涙
ガシャーンとされては私がはめて、またガシャーンとされる。
面倒になってきたな・・・。
ということで、ガシャーンの対策を思いつきました!
用意したのはダイソーの貼って剥がせる透明両面シールです!
これがとっても便利なんです!!
ダイソーの貼って剥がせる透明両面シールのすごいところは
ある程度の粘着力があるのに、剥がしても後に残らない!
粘着力が落ちてきたときは、水を含ませたキッチンペーパーで拭くとほこりが落ちて粘着力が戻る!
透明なので子供が気づきにくく剥がされない!
透明なので、絵柄の邪魔にもならない!
こんな風にひっくりかえされても落ちません!
ママが何度も片付けなくていい!!すてき~!!
いちいち片付けるのが面倒だったから貼ったシールですが、
貼ってから思わぬ効果を発見してしまいました!
両面シールを貼る効果①つまむのに少し力が必要
ガシャーンとされてしまうと指先知育にもならないので、シールを貼ってひっくり返しただけでは落ちないようにしてみたところ、思わぬ効果に気がつきました!
シールのおかげでつまんで少し引っ張るぐらいだと取れないので、指先にしっかり力を入れないと取れなくなりました!
赤ちゃんって指先がふにゃふにゃなので、全然指先に力が入れられないんですよね~!
ただ引っ張るだけではなく「指先に力をいれて、引っ張る」という2つの動作をしなければいけなくなったので、指先の知育遊びとしてはかなり効果的なものになりました!
ただし、粘着力が強すぎると取れなさ過ぎて諦めて遊ばなくなってしまうので、1歳になるくらいまでは粘着力を少し弱めにしておくのがいいです!
やり方は、布製のものを1~2回くっつけて剥がすだけ!程よく繊維がついて粘着力が弱くなります!
うちの子はこれで、どんどん指の力がついてきて、1歳2か月頃からは粘着力MAXでも楽しく遊べるようになりました!!
両面シールを貼る効果②左手で押さえるということが身につく
粘着力があると、つまむ手と反対の手で板を押さえておかないと取れないですよね!
大人にはとっても簡単な動作ですが、1歳前後の子供とってはかなり難しい動作です。
両面シールを貼ることによって、補助なしでパズルを取ろうと思うと、「片手で板を押さえて、反対の手の指先に力をいれて、引っ張る」という3つの動作をしなければいけなくなります。
左右で違う動作をするというのは、1歳の子どもにはとても難しい作業です。
なんとかして取りたい!と思った子どもの中には、足で押さえて取ろうとする子もいるかもしれないですが、頭ごなしに怒らずに工夫したことが素晴らしいと褒めてあげてくださいね!
さいごに
どんなおもちゃにも「ねらい」が存在していて、親が「ねらい」を理解して遊ばせてあげることがとっても大切です!
- 型はめパズルのねらいは親指と人差し指を使う練習、形の認識を促すおもちゃ
- 単純で可愛くないパズルの方が子どもの能力を引き出せる!
- 指先の感覚が発達すると口にものを入れなくなる!
- ガシャーンとひっくり返されるときには100円のシールが有効
- シールを貼ると簡単に取れないので、さらに指先の力を強化する効果がある!
「ねらい」どおりに遊んでくれなくても絶対に怒ってはいけません!
ガシャーンってしたって、いいんです!(説得力ない)
低月齢の内は、親が「やってほしくない」と思うことは、親が先回りして「されないようすること」が大切だよとベビーパークでも何度もお話して頂きます!
子どもは頭が柔らかくてこうやって遊ばなくてはいけないという概念もありません!創造力豊かで独創的な遊びができる子は天才です(*’▽’)
型はめパズルは親が「ねらい」を意識することでとてもいろんな遊び方ができるので、是非試してみてくださいね!!