ベビーパークに通い始めて半年のmifです!
イクウェルにも1ヶ月通いました!
ベビーパークのレッスンでもフラッシュカードは取り入れられています。
しかし、七田式やイクウェルに比べるとフラッシュカードの量は圧倒的に少ないです。
そんなベビーパークでは、七田式やイクウェルにはないカードを使っています。それが「グローバルビジョンカード」です。
「グローバルビジョンカードって何?」
「普通のフラッシュカードと違うの?」
そんな疑問にお答えすべく「グローバルビジョンカード」について解説いたします!
- グローバルビジョンのカードは種類が4つ 合計86枚
- 一般的なフラッシュカードとは目的がちがう
- ランダムに書かれたイラスト、ことば、数字を一瞬で認識して記憶力を育てる。脳内視力を鍛えるもの。
- 最高でも1日1回までと決められています。
グローバルビジョンカードってどんなカード?
ベビーパークのレッスンでは「グローバルビジョンカード」が取り入れられています。
正式にはグローバルビジョンではなくグローバルヴィジョン(global vision)ですがクローバルビジョンの方が読みやすいと思いますので、この記事での表記は「ビジョン」にしています。
七田式やイクウェルのレッスンにはないカードです。
「グローバルビジョン」のカードはベビーパーク通室生のみが購入可能なオリジナル教材です。
似たようなカードを探してみましたが、あまり出回っているのを見たことがありません。
日本学校図書株式会社の「家庭保育園(カホ)」で使われていた「脳活性化訓練カード」と似ています。
家庭保育園は現在廃版になってしまいましたので、メルカリでの購入が可能です。
グローバルビジョンのカードの中身
ベビーパークのレッスンでも使われている「グローバルビジョンカード」ですが、一般的なフラッシュカードよりも大きめの作りです。
- グローバルビジョンカード
タテ30cm×ヨコ30cm - 七田式「かな絵ちゃん」
タテ14.8cm×ヨコ21cm(A5判) - くもん式カード
タテ18.2cm×ヨコ12.8cm(B6変型)
上記のように見比べて頂くと想像以上に大きいサイズということがお分かりいただけるかと思います。
かな絵ちゃんはスラスラめくれますが、グローバルビジョンカードはめくるコツを掴むまで時間がかかりました。
入っているカードの種類は4種類で、合計86枚のカードがあります。
- シャープアイ 6枚
- イラスト 32枚 (4枚×8種類)
- ことば 24枚 (3枚×8種類)
- 数字 24枚 (3枚×8種類)
カードの中身はすべてお見せすることは不可能ですので、種類をお見せしたいと思います。
シャープアイのカード
シャープアイのカードは目の運動に使います。合計で6枚ありますが上記の画像の様に図形(ジグザグ、ナミナミなど)のようなものが書かれております。
この画像でしたら右回り、左周りの円を音のなるおもちゃを子どもの前で動かします。すると子どもがおもちゃを必死に目で追いかけます!
首を動かしてみるのではなく、目だけでこの動きができていればバッチリです!
ベビーパークのレッスンでも、カードを見る前には先生がおもちゃを使ってこの動きをして目の運動をさせてくれます!
私が行ったイクウェルではろうそくを使って先生が目の運動をさせてくれました。
シャープアイのカードと同じような動きをしていました!
イラストのカード
イラストのカードはイラストがランダムにかかれています。
上記のカードは3個の絵が描いてありますが、3個の絵が描いてあるカードが4枚、4個の絵が描いてあるカードが4枚…となっており、3~10個の絵が描いてあるカード4枚ずつ(4枚×8種類)合計32枚あります。
イラストの位置には規則性もないし、それぞれのイラストの関連性もありません。
リアルなのに可愛さのある絵がとっても素敵です!
ことばのカードと数字のカード
イラストのカードと同様にランダムにことばと数字がかかれています。
3個のことばと数字が3枚、4個のことばと数字が3枚…というようにイラストのカードと同様3~10個かいてあるカード4枚ずつ(3枚×8種類)で合計24枚あります。
イラストのカードと同様に規則性も関連性もないことばと数字が並んでいます。
もちろん「イラスト」と「ことば」も全く関連がありません。
グローバルビジョンカードのねらいは脳内視力の向上!
大きさも種類も中身もわかったところで、普通のフラッシュカードと何が違うのかな?と疑問に思いますよね。
ただ大きいだけのカードではありません!
一般的なフラッシュカード(かな絵ちゃんなど)は文字や絵を記憶していくために使います。
しかし、グローバルビジョンカードは視野を広げて、脳内視力を鍛えることが目的です。
視野が向上し、脳内視力が鍛えられた結果、カードに書かれている沢山の情報を一瞬で認識し、記憶する力が身に付きます。
私たちが普段「物を見る」時には目を使って見ていますが、実は目の働きだけではなく、目で見た情報を網膜で信号に変えて、視神経を通して脳に送られます。
目はカメラの役割をしていて、目で「見ている」と思っていますが、実際には脳が認識しないと目が良くても見えないということが起こります。
とてつもない情報量が常に目から入ってきているのですが、大人はすべてを認識しているわけではなく限られた情報だけを脳で認識しています。
その為、目で見たものを沢山認識するためには脳内視力を鍛える必要があります。
視野を広げて、脳内視力を鍛えることが目的のカードなので、枚数は多くありません。
カードの内容を覚えて語彙を増やすことが目的ではないので、沢山カードを用意する必要がないみたいです!
グローバルビジョンカードの使い方
親がカードのねらいをしっかり理解出来たら、実践あるのみですね!
グローバルビジョンカードを買うと説明書が付いてくるのですが、こちらではその内容を簡単にまとめました!
- 目の運動
音の出るおもちゃを使ってシャープアイのカードの動きをやって見せます。
(ジグザグ、ナミナミ、グルグルなど) - フラッシュしていく
イラストカード4枚、ことばのカード3枚、数字のカード3枚をセットにして、「パシーンパシーン」「パシャリ」など声を出しながらめくります。
※1秒以内に1枚の速さでめくるように注意。 - 最初に見たカードを読む
10枚めくって一番最初に見たカードまで戻ってきたら、最初に見たカードの中に書いてあるイラスト(ことばや数字)を声に出して読みます。 - 次の日は、今日やったときの2番目のカードから始めます。
1日何度もやると飽きて嫌がられてしまうので、1日1回~1週間に1回程度にしておくことが望ましいようです。
カードは3回~20回見せたら新しいカードのセットに交換します。
- 1日目
イ3-1,イ3-2,イ3-3,イ3-4,こ3-1,こ3-2,こ3-3,数3-1,数3-2,数3-3 - 2日目
イ3-2,イ3-3,イ3-4,こ3-1,こ3-2,こ3-3,数3-1,数3-2,数3-3,イ3-1 - 3日目
イ3-3,イ3-4,こ3-1,こ3-2,こ3-3,数3-1,数3-2,数3-3,イ3-1,イ3-2
- 3~20回見せたら新しいカードに変える。
- イ…イラスト こ…ことば 数…数字
まとめ
グローバルビジョンのカードの中身、ねらい、使い方をご紹介しました!
うちの子どもはまだ小さいので本当に記憶してくれているのか謎ですが、今できることをコツコツの積み重ねていきたいです!
- グローバルビジョンのカードは種類が4つ 合計86枚
- 一般的なフラッシュカードとは目的がちがう
- ランダムに書かれたイラスト、ことば、数字を一瞬で認識して記憶力を育てる。脳内視力を鍛えるもの。
- 最高でも1日1回までと決められています。